以前Qiitaにこんな記事を書いたが、タイトルのせいなのかView数が他の記事と比べて伸びていないのが悲しいところです。
今も輪読会を続けているのでその後の差分を書いていく。ちなみに、2021年の4月から始めて、Qiitaを書いたのが2021年の12月。現時点でもうすぐ2年になる。
変わったこと
- 社内メンバーという枠組みがなくなった
- ツールを変えた
- 読むパート => 議論するパートが細かくなった
- 書籍の決め方がビブリオバトルという名前であることが判明
- 技術書以外も扱った
元々が会を継続させる型を目指していてその型探しが落ち着いていたので、そんなに変わらずマイナーアップデートのような形になっている。最初の頃は試行錯誤していたが、一度型が決まってしまえばわざわざ別に時間を作って運営について考えることもなくなった。改善したい場合は会の時間内で話すだけ。たまに宿題系はあるが、それも候補の書籍を出したりするくらい。
なので、今では運用者的なことは全然やっていない。初めは会を継続させるためにリマインダー作ったりとか色々やっていた気がするけど、今はやることがなくて気になる記事をチャットに共有したりとかしちゃっている。日程調整とかも変更したいメンバーが勝手にやってくれるし、次の本そろそろ決めますかとかもメンバー誰かしらが発言してくれる。
参加するだけで良いので、なんと楽な輪読会でしょう!
以下で変わったことをもうちょっと見ていきます。
社内メンバーという枠組みがなくなった
2年近くやっているとメンバーの所属している組織も変わってきたが、ツール以外は何も変わっていない。 元々僕が所属していた組織の社内メンバーを勧誘して始めた輪読会だったが、退職していくメンバーも出てきた。僕もですが。。。でもプライベートな時間でやっているだけなので、退職したメンバーは今も参加していて、なんの影響もなく。
ツールを変えた
今年に入ってSlackに戻した。元々は会社のSlackでhuddle開催していたけど、退職メンバーの扱いが面倒になるところで、思い切ってDiscordに変えた。けど、Discordを定常的に使っていないメンバーが多く通知に気づけないという意見が挙がってきたので、Slackに戻ってきたところ。
でもここはまだ変わっていく可能性が大である。無料だとhuddleが複数人で出来ないことが判明。とりあえず無料トライアル期間中にどうするか考えるけど、連絡手段はSlackで会はDiscordになりそう。
読むパート => 議論するパートが細かくなった
前までは1回の中で読むパート => 議論するパートと明確に2つのパートに分けていたけど、今は章とか節のレベルで議論を挟むようになった。節でも長い場合は、読んでいる人が適当に「ここで一旦振り返りましょう!」みたいに自然となっている。誰かが改善案として出した気もするけど覚えていない。。。
ちなみにこの一旦振り返りを噛み締めタイムと呼んでいる。
書籍の決め方がビブリオバトルという名前であることが判明
ここには差分はなく、ただ名前が判明しただけです。世の中にはこんなのがあるんですね。この輪読会でやっている書籍の決め方がまさしく同じです。唯一の違いは、皆自分が未読の本・完読していない本を挙げてくるので、想像・妄想でバトルすることになるという。。。
技術書以外も扱った
書籍に拘ることがなくなりました。例えば以下なものを扱いました。
- カンファレンスの動画見る
- HackerRankやる
- ISUCON参加者がいるのでISUCON本をハンズオンぽく対策する
- 論理学の本を読む
論理学は問題が載っている本だったので、皆で解いて面白かったです。
そして気づいたのですが、今年に入って雑談しかしていないので全然輪読していない。。。
まとめ
これからもマイナーアップデートはしていくかもだけど、多分根本が変わることはないと思います。
コミュニティを作るっていう部分でも面白かったです。クローズなコミュニティは、クローズってことだけで考えること減ります。これは一般的には社内とかになるんでしょうが、組織の中に組み込むことを初めから捨てていたので、本当に小さく始められます。最小2人からできますしね。
こういうコミュニティがあるとコミュニケーションのしやすさとかも上がりますよね。実は見えないところで組織の心理的安全性に寄与していたと思ったりしています。
やるく始める・ゆるく続けることができるので、輪読会の継続に悩んでいる運営者の方は一度音読会を試してみるのはありかと思います!